旗揚げのきっかけ

こんにちは。リーダーの響です。

手話パフォーマー隊「Break Through」ができたきっかけを

書いてみよかと・・・


僕は、児童施設で育ちました。

小学5年の頃、そこで「手話」に出会いました。

施設に研修で来ていた大学生が手話ソングを教えてくれて、すごくかっこいい!と思ったのです。


そして、職員さんに資料をもらったり、実習生が来るたびに手話を教えてもらっていました。

子どものころ、あまり人と話せなくて・・・。でも、「手話」だといろんな人と話せたのです。

自分の声を発さなくても、人と楽しく会話できることに魅力を感じたのです。

手話を覚えるのが楽しくて仕方なかった。


高校の頃、ダンスが好きだったこともあり、

「手話」とダンスが融合したパフォーマンスができないかと考えたこともありました。

でも きっかけがなくて・・・


百合と出会ったころ、彼女は龍真とショーケース・ダンスグループで踊っていました。


僕は、彼女に初めてやりたかった夢を話しました。

「そんな事、できるわけがない。」と笑われたり、馬鹿にされるのが怖かったので

夢みたいなこと・・・今まで人に話したことがなかったのです。


彼女の返事は、「フーン、あ、そう。」でした。

〈やっぱり・・〉って思いました。


しばらくして、彼女が「私は手話を知らないから、教えてよ」と

そして、

「ずーっと考えてみたけど、できるよ。手話ダンスってジャンルもある。今日立ち上げよう。」

キラキラした目で、さらっと でも、力強く言った。

(彼女はいつも、頭でぐるぐる考えて、答えが出ないと口に出さない。

 しかも、口に出すときには、大概のことは決まっている・・)


きっと、僕は真ん丸な目をしていたと思う。

びっくりして固まったと思うから。


それが、2014年7月11日。

彼女は名前も必死に考えていた。

「Break Trough」(ブレイクスルー)


僕の夢が、カタチになった。

記念すべき日。

 

「壁を乗り越えろ!!」

僕達は皆、健聴者でありますが、 手話という「言葉」をダンス・歌など個々に好きな事で表現しています。 たくさんの人に「手話」に関心を持ってもらえたら、 気軽にチャレンジしてもらえたら、いいなぁ。が、出発点。 そして、あらゆる「障害の壁」に価値を見いだし、 ともに楽しみ、オールバリアフリーの幸せを目指しています!

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